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当クリニックが経営雑誌「アポロニア21」に取材されて掲載されました。 [2015年10月02日]

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歯科医院総合経営雑誌の『アポロニア21』に、誠敬会クリニックおよび会長の吉野敏明が経営する病床280床の精神科病院『やさか記念病院』の経営姿勢について記載されています。

「内科・内科・精神科のあるクリニック・病院発、がん医療精神科医療での医科歯科相互連携」という包括治療と経営の内容です。是非、ご覧ください。

日本経済新聞の国際欄に理事長の田中真喜が載っています。 [2015年10月01日]

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日経全国版、しかも国際欄の誌面1/3を占有して田中真喜 理事長がカラーで載っています!!

インプラントリカバリーセンター ① [2015年08月21日]

 当誠敬会クリニックは、インプラント周囲炎でお悩みの患者さまの相談と治療を専門的に行っています(インプラントリカバリーセンター)。

 当診療所の吉野敏明は、米国Periodontal and Restorative Dentistryという学会において、レーザーを用いたインプラント周囲炎治療の開発とエビデンス、およびその治療において世界第二位を受賞しました。
※吉野敏明執筆の世界第二位受賞の論文はこちらから
Innovative Regeneration Technology to Solve Peri-implantitis by Er:YAG Laser Based on the Microbiologic Diagnosis: A Case Series Toshiaki Yoshino, Atsuhiko Yamamoto, Yoshihiro Ono P67-73 Vol 35, 2015

※吉野共著でハーバード大学でのインプラント周囲炎研究の論文はこちらから
Use of Er:YAG laser to decontaminate infected dental implant surface in preparation for reestablishment of bone-to-implant contact.Nevins M, Nevins ML, Yamamoto A, Yoshino T, Ono Y, Wang CW, Kim DM The International Journal of Periodontics & Restorative Dentistry 2014, 34(4):461-466

 インプラント周囲炎治療において重要なことは、先ず「インプラント周囲炎を発症させないこと」です。その為には、インプラント周囲炎の原因菌である歯周病原細菌の検査と同定、および存在した場合には、インプラント治療に先だってその除菌治療が必要です。

 しかしながら、インプラント周囲炎が発症してしまったときは、原因除去に引き続き、エルビウムレーザーという、チタンに照射しても温度上昇が起こらず、かつチタンを変性させないレーザーを用いてチタン表面の滅菌と無毒化、さらに酸化チタン層を除去して再骨結合をさせ、再生療法を応用して骨を作りながらインプラントの保存を図ります。
(この項続く)
 

インプラント治療の注意点 [2013年12月14日]

インプラント治療におけるリスクファクターとは?

歯科インプラントは従来の補綴治療や歯の移植・再生とは違い、生体親和性が高い材料であるとはいえ、生体内に入れた人工物を粘膜貫通させて体外に露出させる治療術式です。

現在では、歯科インプラント治療は義歯や架橋補綴の代替療法として、機能はもちろんのこと、快適性や審美性をより強く求めてかなり一般的に行われるようになりました。

そもそもインプラントとは失われた歯の代わりに、歯が骨から粘膜を貫通して体外に露出している構造を模倣したものです。

言うなれば、インプラントは構造的に歯を模倣してはいますが、病理学的には、生体にトゲが刺さっているのと同じ状態です。 問題が生じにくいのは、チタンという金属の表面が生体の骨内において生体親和性が高いのみならず、オッセオインテグレーションという現象によって強く骨組織と結合しているためです。

つまり、インプラントにおけるリスクファクターとは、全てこのインプラントの構造に起因するものであり、インプラントを顎骨内に埋入して上部構造と連結する限りにおいて、全てのリスクを解消することはできません。

インプラント治療以外に選択肢はないか?

近年、安易にインプラント治療が選択される傾向にあります。 しかし、例えば上顎前歯の1歯欠損において言えば、インプラント治療がブリッジに比べて機能性、審美性、永続性において有利なのか、疑問が残ります。

インプラントとブリッジの生存率の差はよくインプラント治療の有利さを強調するエビデンスとして用いられますが、ブリッジに関しては日本のみならず、海外においても、脱離した際の再装着や修理が可能です。

つまり問題はブリッジの残存率よりも、支台歯の生存率が重要なのです。

支台歯のトラブルで一番大きいものは歯の破折です。 これは有髄歯と無髄歯で大きくその結果が異なるので、この点について議論しなければなりません。

 一方、インプラントでは生存率が高くてもインプラント歯頸部のディスカラレーション、歯肉退縮、歯間乳頭の喪失などの審美的な問題を生じることが多く、特に、歯肉退縮によってインプラントカラーが露出した場合、リカバリーすることは予知性が低い上に技術を要します。

 また審美性を無視すれば、接着ブリッジのような支台歯の形成量が少ない治療法も患者様への侵襲という点においてメリットが多いです。

インプラントでは、特に上顎前歯部において治療の永続性と審美性の見地から、歯周病が抜歯の原因として最も多い日本において最低限の骨幅を確保できず、ほとんどの場合、何らかの骨造成が必要です。

しかしブリッジであれば、欠損部の顎堤の増多には軟組織のみでも対応が可能であり、歯間乳頭の形態もボンティックの形態を利用してより簡便に形態を付与することが可能です。

 このように、ブリッジや可徹性義歯の可能性も含め、包括的に患者様の有益を考えて治療法を選択すべきです。