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歯ぎしりと逆流性食道炎の関係
2015年08月13日
これまで、歯ぎしりや喰いしばりは、歯科特有の疾患、あるいはストレスとの関係を言われていましたが、近年は内科的疾患との関わりや精神科的疾患の関わりがいわれています。
実は、逆流性食道炎と歯ぎしりと食いしばりの関係が強いことがわかっています。
逆流性食道炎は消化器疾患で、近年増加していると言われています。逆流性食道炎になると、よる寝ているときに胃酸が逆流して口腔内に戻り、口の中が酸性になります。そうすると、酸性の口腔内を薄めるために、歯ぎしりや喰いしばりをして唾液腺の分泌を促し、これによって口の中が酸性に傾くことを抑えることを人はしていることが分かってきました。
実際に、当クリニックでも、タケプロンという逆流性食道炎治療薬を用いることによって、歯ぎしりの酸性を抑える症例をいくつかもっています。
当クリニックでは、内科と包括した歯科診療をしています。
是非、歯ぎしりや喰いしばりでお悩みの方は、当クリニックで検査をしてみてはいかがでしょう?内科と歯科が一緒に受診でき、時間と距離の節約になるばかりでなく、高度な包括診療が受診できます。